指示がないと動けない

いつもと違うことが起こるとパニックになってしまう

そんな悩みを持つ方がいらっしゃるのではないかと思い、この記事を書きました。

どうしてあの人はあんなに自由に楽しそうにのびやかに働けているんだろう？

どうしてあの人は仕事を覚えるのが早いんだろう？

臨機応変に対応できて、仕事をテキパキとこなすひとを何度うらやましいと思ったことはありませんか？

ここからは、そんな風に悩んでいる人に向けて書きますので、お付き合いください。

臨機応変に動けない理由

ずばり、「やったことがない」からです。

誰でもやり方を知っていることに対しては、自分で判断して動くことができます。

目の前のことを一つ一つ丁寧にやりながら経験を積み、気になったことを勉強したり聞いていけば、おのずと必要な知識と経験はついてきます。

失敗が怖かったら、やったことがある人に聞いてみて、やり方を聞いたり、失敗したときにどうするのかをあらかじめしって考えておくと、恐怖感が和らぐかもしれません。

「成功しなければ！」と肩に力を入れるよりは、「成功したらラッキー！」と捉えてやってみるほうが心の負担が少ないかもしれません。

仕組みを理解する

多少時間がかかっても、「理解してやる」を意識すると、自分で判断できることが増えます。

思うように行かなかったときに、別のやり方を考える判断基準にもなります。

仕組みを理解して、今の自分ができる範囲・自己判断して大丈夫な範囲を把握していきましょう。

自分ひとりではわからない場合は、

くわしそうなひと聞に聞く

丁寧に教えてくれる人に聞く

本を読んで調べてみる　などの方法があります。

周りの人と一緒に作り上げていく意識を持つ

フリーランスや個人事業などで、一見ひとりで仕事をしているように見える人も、商品を買ってくれるお客さんや、相談できる人、サポートしてくれる人がいてお仕事が成り立っています。

仕事は、周りの人と一緒に協力することで遂行・達成できます。

時には、一人でできることや一人でやったほうが楽なこともあるかもしれません。

それでも、敢えて周りの人の意見を聞き、手を借りることで、自分にとって大切な気づきを与えてくれます。

自分に合ったやり方をみつける

「自分のやり方」を持っておくと、仕事を楽しめたり、仕事の効率が上がったりします。

人から教わった基本の型を身に着けることができたら、「自分がどうしたらやりやすいか？」を考えてみるのがお勧め！

「人に合ったやり方と自分に合ったやり方はもしかしたら全然違うのかもしれない！」と認識することで、働きやすくなる可能性があります。

優先順位をつける

物事の優先順位をつけます。

期日があるもの

期日を守らないと後からたいへんなことになること

先にやっておいたほうがスムーズにすすむもの

これらを見極めて優先しておこないます。

これは、自分の立ち位置（ポジション）や仕事内容によっても変わってきます。

自分で判断できない場合は、信頼できる人に聞いて優先順位をつけましょう。

誰のため何のためにやるかを意識する

今やっている仕事が誰のためになるのか、どういったことにつながるのかを考え、頭の片隅に置きながらやっていくと、道から逸れずに済みます。

行動選択に迷った時も、「誰のため？」「何のため？」を考えると、答えが出てくるかもしれません。

自分に何ができるか？

一番大切なのは、「今の自分には何ができるか？」と常に考えて動くこと。

マニュアル通りにしか動けないならば、一度それを受けれいます。

目の前にあることを丁寧に一つずつこなしていけば、必ずできることや判断できることは増えていきます。

「焦らず、じっくり、自分のペースで働くこと」ができたら、働くのが楽しく、楽になりそうですよね！

パレット稲毛海岸での「自ら考えて動く力を養う仕組み」

パレット稲毛海岸では、イベントや講座を運営する際に、「意見を出す時間を設けること」、「その人の力が引き出せるように作業を分担すること」などを意識して運営しています！

調理イベントであれば、

料理経験がある人・ない人

リーダーの経験があり指示がだせる人・経験がない人

時間に正確な人

細かい作業が得意な人・苦手な人

などそれぞれの得意不得意を考慮してチーム分けや配置を行っています。

例えば、最近行ったインドカレーを作る会では・・・

カレーチーム

タンドリーチキンチーム

ナン・サラダチーム

の3つのチームに分け、チームの中で話し合いながら調理を進めていただきました。

さまざまな人が集まり、お互いに声を掛け合って成し遂げる「仕事」にリンクするイベント講座となりました。

作業や調理を通して、「自ら動く力を身に着けたい」という方は一度体験してみてはいかがでしょうか？

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

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生活・定着支援員　/  運動プログラム担当　河合