ディベートは相手を論破することが目的ではない

イメージとして相手を論破するなどのイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、本来はその真逆で、「周りの聴衆を説得すること」を目的として行うものだそうです。

＜ディベートの目的＞

✖相手を論破したり説得することではない

〇論理的に話し、聴衆を説得すること

ディベートのやり方

ディベートの進行順序

①立論　まずは互いに自分の意見を主張

②反論　〇〇と言っていましたが、この部分矛盾してませんか？等と反論

③反駁　反論で言われたことに対してさらに反論

④ジャッジ　どちらがより論理的だったか？を決定

このような順番で　＜賛成派＞　＜反対派＞　＜ジャッジ＞　の３チームに分かれて行います。

ディベートでの発言のポイント

まずは結論を述べ、その後理由を伝えます。

⑴結論　➡　⑵理由

ポイント：⑴結論と⑵理由につながりがあること

＜結論と理由がつながっている例＞

⑴結論：バイトを早退したいです　➡　⑵理由：熱があるので

＜結論と理由がつながっていない例＞

⑴結論：帰らせてください　➡　⑵理由：おなか一杯なんで

ディベートテーマ例「アイドルは恋愛禁止か？」

先日パレット稲毛海岸で行ったディベートテーマは「アイドルは恋愛禁止か？」でした。

禁止派3名、OK派3名、ジャッジ1名 を置いてディベートが行われました。それぞれの意見をご紹介します。

「禁止派」の意見

・ファンに対する裏切り行為・悪い相手につかまるとパフォーマンスに影響が出る・禁止にしないとアイドルとして成り立たない・夢を与える存在だから・人として未熟・堕落する可能性がある・相手がいると思うと熱狂的になれない

「OK派」の意見

・アイドルも人間である・あらかじめOKを出すことで問題を起こさせないようにする・恋愛や結婚をしても夢を与えているアイドルグループはある・アイドルの年齢が若い、未熟とは限らない・恋愛も結婚も出産も自由・年を重ねても応援できる

ジャッジの判定：勝利は「OK派」

理由：TOKIOの名前を出すなど、具体的に実際のアイドルグループの例が出ていて説得力があった

　　　禁止派の意見も良かったが、印象や主観が少し多かったように感じた

とのことでした。

ディベート講座を担当しているのは講師の林です

演劇の経験があり、ディベート講座のほかにソーシャルスキルトレーニング（SST）の講座も担当してコミュニケーションゲームを開催しています。

次回のディベート講座は、11月24日（火）13：00～

お気軽にお問い合わせください。

今日も、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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パレット稲毛海岸　河合