【終了】と【修了】この違いとは？

パレットでは、就職活動の支援として【履歴書】や【職務経歴書】【障害について】といった応募書類の添削を行っているのですが、その支援中にふと思ったことがあります。

 

｢終了｣と｢修了｣

 

資格取得欄の記載で使用するのですが、この場合

 

｢〇〇〇〇検定 修了｣

 

上記のように、こちらの｢修了｣を使用します。

 

読み方はどちらも同じ｢しゅうりょう｣なので、違いは無いように感じてしまいますが、意味は全く違います。2つの言葉には、それぞれどのような意味があるのでしょう。

 

 

★｢終了｣とは？

｢終わる｣の言葉を使っていることから、『物事が終わる』という意味があります。

⚫｢終了｣の使い方

・本日の営業時間は終了しました

・午後18時、終了予定です

 

｢終わる｣の言葉通り、｢これ以上は続かない｣というときに使います。

 

 

★｢修了｣とは？

｢修める｣の言葉を使っていることから、『学業などで一定の課程を終える』という意味があります。

⚫｢修了｣の使い方

・高校1年の課程が修了しました

・〇〇検定の課程を全て修了しました

 

【修める】の言葉には、｢学問・技芸を学んで身につける｣という意味があるので、定められた課題やプログラムを受講し終えた際に使います。

 

 

★まとめ

以上のように、この2つの言葉にはそれぞれ次のような意味がありました。

⚫これ以上続かないときは｢終了｣

⚫学業など定められた一定の課程を終えたときは｢修了｣

 

 

 

今回のように、読み方は同じでも意味が違う言葉のことを｢同音異義語｣といいます。

社会人として、きちんと言葉の意味を理解し、使用する目的に応じて使い分けることが必要となりますね！

 

 

 

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パレット銚子　高橋