「仕事がなかなか覚えられない」

「仕事中のミスが多い」など、

仕事を上手くやろうとすると気持ちばかりが焦ってしまい、仕事に行くことが辛く感じてしまうことありませんか？

私も、入社したばかりの頃はそのような経験をたくさんしました。

 

今回、パレット銚子のプログラムでは、

【仕事あるある～悩み編～】と題して

社会人が抱えている悩みの中から

＊仕事が覚えられない

＊仕事のミスが多い

＊仕事に集中できない

＊職場での人間関係が上手くいかない

の４つを挙げ、この悩みに対しての解決方法を紹介しました。

 

また、利用者さんにはこのような悩みが社会人になって出たときに

自分自身で解決が出来るよう

「今、パレットの訓練で何をしたらいいのだろう」

と、自分たちに出来ることを考えて頂きました。

 

今日は、この４つの中から１つご紹介をしたいと思います。

 

悩み：仕事が覚えられない

 

「上司や先輩から指示された仕事がなかなか覚えられない・・・」

「何度も同じことを指摘される。聞き返してしまう・・・」

次第にそんな自分に対して、

「どうして自分はこんなにダメなんだろう・・・」と

自己嫌悪に陥ってしまうのがこの悩みです。

 

 

覚えられないのはなぜ？

 

物事を覚えられない理由は様々で「これ」と言い切れるものはありませんが、

以下のことが大きく関係しているかもしれません。

・仕事内容の説明や指示を聞いて覚えようとする

・同時に複数のことをやろうとし過ぎる

 

＊対処方法＊

 

【しっかりとメモに取る】

ただ説明を聞いて覚えるだけでは、すぐにその内容を忘れてしまいます。

仕事を教わったり、説明や指示を受けるときには必ずメモに取り

「記録」として残すようにしましょう。

メモに残しておけば、もし手順等が分からなくなってしまったときに

まずは自分で確認することが出来ます。

もし、それでも解決できない時には上司や先輩に改めて質問をしましょう。

※「たくさん質問するのは気が引ける」という遠慮や

「メモを確認したが不安が残る。同じような業務内容だから大丈夫だろう」という過信は禁物です。

理解不足のまま自己判断で進めると、ミスにつながり周りに迷惑をかけてしまいます。

 

～パレットの訓練で出来ること～

・講座では、資料にメモを取り見返せるようにする(メモを取る癖をつける)

・職員との話や打ち合わせなどで、メモを取り残しておく

・自分から報告や質問を出来るように練習していく(きちんと確認をする)

 

 

こうした仕事にまつわる悩みは尽きないもので、

多くの社会人が経験をしています。

 

今自分には何が出来るのかを考え、

パレットでの訓練で身につけていただき

今後に生かして頂ければと思います。

 

パレット銚子　生活支援員　高橋茉莉